この記事は伏黒恵の姉
伏黒津美紀に刻まれた紋様について
考察しています。
ネタバレは1~14巻に加えて
本誌の範囲(136話)も含みます。
重大なネタバレとなっていますので
気を付けてください。
【目次】
【136話】
最新136話、伏黒津美紀が覚醒。
脳が述べた「その程度の仕込み」
額に刻まれた紋様について
考察していく。
【黒百合】
過去、津美紀の背後に黒百合が
描かれていたことがある。
そして黒百合の花言葉は
「恋」と「呪い」となっている。
今回は「呪い」の方に注目する。
↓何故背後の黒百合に注目したか、どういった由来でその花言葉になったかについて記述しています。
【一家の滅亡】
脳こと偽夏油は1000人規模の蠱毒のようなものを日本で行おうとしていると136話で判明した。だが被蠱毒対象者が自分以外999人を殺害する動機が不明となっている。
存在しない記憶、無為転変による操作
これらも考えられるが、999人を殺害するための動機を存在しない記憶で植え付けたとすればそれは殆ど無量空処と変わらないのではないだろうか。下手をすれば脳が焼き切れてしまいそうだ。
無為転変も改造人間を意のままに操っていたが自我は無いように見えた。
これでは呪力への理解を深めるという脳が蠱毒を行った理由を満たせるとは思えない。
そこで黒百合の花言葉「呪い」
その由来となった伝説に注目する。
端的に言えば
「黒百合が生えたら一家が滅亡する」
という話だ。
あの刻印が
蠱毒に勝利しない限り
家族や恋人、友人、恩人。
その人にとって大切な人が死に至る
そんな呪いの刻印だとすれば
自分以外の999人を殺害する理由に
なりえるのではないだろうか。
自分のために
人を、世界を、壊せる人間はそういない
だが善人は
大切な人のためになら鬼になれるのだろうか
そうやって過去に鬼に成ったのが
鬼神「両面宿儺」なのだろうか
故に似た紋様が
宿儺の体に描かれているのだろうか
これからの呪術廻戦は
人の「愛」について語り行く
そんな話になっていくのだろうか。
非常に楽しみである。