amedotのブログ

呪術廻戦の考察を主に書きます

【呪術廻戦】真希は「魂の輪郭」を見る。魂を分けた双子、真依を通して。

※2022/8/29現在の最新話(195話)までのネタバレを含みます。そこまで読んだ前提で話は進みます。ご注意ください。

 
禪院真希は「何」を見て、
どう、パパ黒に近づき超えるのか。
そのカギは「双子の凶兆」
魂を分けた片割れ、
「禪院真依」にあるのだと思います。

 

【目次】

【見える子ちゃん】

呪術廻戦195話/芥見下々
大道鋼。
呪霊以外「全て」が見える非術師

呪術廻戦195話/芥見下々
そんな彼を見て禪院真希はパパ黒を思い出し、自分の至らなさに悩んだ。つまり、禪院真希から見ると伏黒甚爾は大道鋼に「近い何か」を持っている人間なはずだ。
 
結論から言おう。
彼らが見えて、真希が見えない
「何か」とは、『魂の輪郭』である。
 

【ちょうど夏が逝き秋が還る頃】

大道鋼は呪霊が見えているわけではない。
そして呪術師でもない。かといってパパ黒のように完全なフィジカル天与呪縛でもない。
つまり呪術的な耐性は一般人程度だろう。
 
一般人と同じ呪術適正でありながら、圧倒的慧眼によって疑似的に呪霊を認識する人間は実は他にも存在する。
 
小説版呪術廻戦
「逝く夏と還る秋」に登場した老人だ。
詳細は割愛するが、その老人は「目が見えない非術師」でありながら真人を認識し、会話をしたり、感情を読み解いたりしていた。残念ながら小説版呪術は芥見先生が直接描いているわけではなく、北國ばらっど先生が書いているため、考察の根拠にするには弱”かった”
 
だが本編で似た力が登場した以上別だ。あの世界には、呪力量や出力だとか、術式の強さとか、それら以外の謎の「力」が存在することは疑う余地がない。
 
そして、今週の流れからし
その「力」に真希も目覚めるはず。
しかし、唐突に真希に「無下限呪術を覚えました!私最強です!」と言われても反応に困る。故に真希が覚える”理由”のある「力」であるはずだ。
 
全てを捨てた真希だからこそ得られる力。
それは「魂の輪郭」の知覚しかない。
 
 

【魂の格って何?宗教勧誘?】

呪術廻戦4巻/芥見下々
少し話は飛ぶが、宿儺は「魂の格」が高い。
じゃあ、「魂の格」って何だろうか?
「魂」とは何だろうか?
まずは情報を整理していこう。
 

≪情報の整理≫

呪術廻戦4巻/芥見下々
「魂」に触れる真人が、虎杖の魂に触れようとして宿儺の「生得領域」に入ったところを見るに、おそらく「魂」とは生得領域内に存在するのだろう。

呪術廻戦2巻/芥見下々
「領域展開」とは術式を付与した「生得領域」を呪力で具現化することであり、「結界(省略可能)」「術式が付与された生得領域」が揃って『領域展開』

呪術廻戦2巻/芥見下々
領域内では術者にバフがかかる
 
つまり
 
・「魂」は生得領域内にある (ここ重要)
 
・生得領域は領域展開の中身
=領域は心の中(生得領域)を具現化する技
 
・領域展開はバフがかかる
 
となる。
 

【領域展開とバフ】

 
領域展開=結界+生得領域(×術式)
そして領域展開は術者にバフを授ける
 
しかし結界術が術者に対してバフを掛けたことはないし、結界を張っていない領域であっても同様にバフはかかっている。つまり、術者に対してバフを掛けているのは「生得領域」だろう。
 
じゃあ、その中に在る「魂」の格
「生得領域」バフの”強さ”
これに依存するのではないだろうか。

呪術廻戦2巻/芥見下々
「領域展開」は強弱で語られていない。
洗練されている(完成度が高い)かどうかだ。
 
ならその中身である「生得領域」も同様に
「完成度」で語るべきはず。
そして「生得領域」心の中
ようは「心の完成度」と言い換えてもいい。
これを高めるには
「心」を認識できていた方が有利なはず。

呪術廻戦4巻/芥見下々
そして「心」とは魂の代謝
故に「魂の輪郭」を認識できる奴は有利なはず。
 
(「魂の輪郭」を知覚することが、
心(生得領域)の完成度を上げ、
領域展開が「術者」にバフを掛けるように
生得領域が「魂」にバフを掛ける。
バフで魂は強くなる。「格」が上がる。
「魂」の持ち主が宿儺みたく強くなる。
という図式。
詳しくは後述する【余談】に。)
 
 

【禪院真希】

何の話だったっけ?となっているかもしれないが、真希の話に戻す。

呪術廻戦17巻/芥見下々
禪院真希は真依の双子の姉
彼女たちは一卵性双生児
呪術的「同一人物」
 
故に縛りを共有する
おそらく彼女たちは本来「1人1つずつ」魂を持って生まれてくるはずが、「2人で1つ」の魂を分け合い生まれてきたのだろう。

呪術廻戦17巻/芥見下々
だから「心の中」を共有した。

呪術廻戦2巻/芥見下々
「虎杖悠仁と宿儺のように。
 
ならば、真希にも在るはずだ。
呪力を捨て、 半身というべき姉妹を捨て、
帰る場所を捨て、 夢や未来、 地位を捨て、
「りょうしん」すら捨てて、
それでも彼女から消えないモノ
 
禪院真依と生きた過去
「他者の魂」を観測していた事実。
 

呪術廻戦4巻/芥見下々
他者の「魂の輪郭」を知覚する力
最強の人間、宿儺に続き得る道が。
 
 
捨てても遺るものはある。
術式を捨て力を得た甚爾のように。

呪術廻戦9巻/芥見下々
真希にも”失えないモノ”がある。
 
 

【余談】

 

【真人の強さ】

呪術廻戦3巻/芥見下々
真人は「魂」の構造を理解している。
 
そんな彼は黒閃を経て「魂の本質」を掴んだ。
そして彼は遍殺即霊体に目覚めた。
やはり真人の”強さ”
なににも縛られず、己の魂を見つめ、正直に居る
「自由さ」にあるのだろう。
 
⇓真人の”強さ”について
 

【魂解釈バトル】

真人が言うには「魂は肉体の先にある」
 
羂索が言うには「魂は肉体、肉体は魂」
 
要は、
真人⇒魂が一方的に肉体に影響を与える
羂索⇒魂と肉体は相互に影響を与える
ということになる。
 
羂索は人間の可能性を模索し続けた人間であり、真人は魂の構造を理解する呪霊。どちらも「魂と肉体」に関しては専門家と言って良いレベルだろう。そんな二人が共通している認識が「魂は肉体に影響を与える」である以上、やはり「魂の格」「肉体の格」に影響を及ぼすのは間違いないはずだ。
 
事実「魂の格」が違う宿儺は
ドラゴンボールのような動き方をしている。
 

【大道鋼が呪霊を見えない理由】

大道鋼は呪霊以外全てが見える
その「見える力」「魂の輪郭の知覚」
これが前述した考察になる。
 
しかし、ではどうして呪霊は見えないのだろうか?呪霊である真人は自身の魂を変化させているし、漏瑚に至っては「我々の魂は廻る」なんて言っている。呪霊に魂が無いとは思えないでは考察が間違っていて、大道は呪霊にだけ存在しない「何か」を認識しているのだろうか?
 
しかしこれも考えにくい。
呪力、術式、魂、生得領域。
人間にあるものは呪霊も大体持っている。
(肉体は呪霊にはないがそれなら真希でも見える)
では、こう考えるべきだろう。
「万物に存在する「何か」が、呪霊のそれだけ認識できない」
ならばなぜ”認識できない”のか。
 
それは大道が「非術師」だからだ。
呪霊の「魂」呪われてしまっているのだ。
「呪い」を見ることができるのは呪術師だけだ。
 
⇓「呪われた魂」の詳細はこれ。
 

【生得領域は何処に在る?】

「魂の輪郭の知覚」とは言うが、
「魂」「生得領域(心)」は何処に在るのか。
「魂」があるのは前述した通り、「生得領域」だろう。じゃあ生得領域(心)は?
頭?お腹?心臓?
 
私は「何処にもない」と考えている。
 

【”全て”が見える】

大道は
『それ(妖=呪霊)以外が「全て」見える』
こう言った。
 
彼が魂を知覚するのならば、
「全て」とはどこまでだろうか。
人間? 動物?
否。
呪霊を除く、世界の「全て」だ。
 
⇓「全て」に魂は在るという考察

【関連記事】

⇓禪院真希と伏黒甚爾は似すぎている。

amedot.hatenablog.com

⇓真希と真依は二人で一人