伏黒津美紀の後ろの黒百合。
これには意味があるのではないだろうか。
黒百合の「意味」をご存じですか?
白百合の花言葉は”純真・無垢”
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【恋】
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【呪い】
【恋】
黒百合の花言葉の一つである「恋」
これにはアイヌ民族の言い伝えが関係している。
アイヌ民族の言い伝えでは、好きな人への思いを込めた黒百合を好きな人のそばに置き、置いたことに気づかれずその人がその花を手に取れば二人は結ばれるとされている。
また、これをモチーフにされた歌が存在し実は君の名はの主題歌にもなっている。抜粋したものを後述する。
(一番)
黒百合は恋の花 愛する人に捧げれば
二人はいつかは結び付く。
この花ニシパにあげようか あたしはニシパが大好きさ
(二番)
黒百合は 魔物だよ 花の香りが 染みついて 結んだ二人は はなれない
あたしが死んだらニシパもね あたしはニシパが大好きさ
(三番)
黒百合は 毒の花 アイヌの神の タブーだよ やがてあたしも 死ぬんだよ
※ちなみに黒百合の根は普通にアイヌ料理で使われる食糧で、本当に毒性があるとは考えにくいです。
あと、花の香りとありますが、黒百合の匂いは川端康成が「嫌な女の、生臭い匂いだな」と表現し、事実ハエをおびき寄せる臭い匂いです。
←wiki参照
【呪い】
黒百合のもう一つの花言葉である「呪い」これには戦国時代の伝説が関係している。概要をまとめる。
戦国武将である佐々成政には早百合という美しい側室がおり、彼女はある日佐々の子を孕む。それが嫉妬を呼び、早百合は不倫した、子も佐々のものではないと噂を流される。そしてそれを信じ激怒した佐々に一族18人と早百合は獄門に張り付けられた。
彼女は死ぬとき、「立山に黒百合の花が咲いたら佐々家は滅亡する」と呪いの言葉を残し死んだとされている。
(実際に心霊現象も起こったようだが眉唾でもあるし、省く)
この伝説によって黒百合の花言葉に「呪い」が加わったと言われている。
じゃあ後ろに黒百合が咲き
額に宿儺と似た紋様を刻まれた
禪院家は、伏黒家は、津美紀は
どうなるのでしょうね?
これが黒百合とするソース↓
(これは白百合らしきものが登場した後のおまけページですが、ここでわざわざ花言葉を説明するということは、白百合であることに意味がある、つまり寝たきりの津美紀の後ろの花が黒百合であると判断しました。)
【1/28追記】
刻まれた紋様について新しく考察しました。