amedotのブログ

呪術廻戦の考察を主に書きます

【呪術廻戦】宿儺の死因は、釘崎野薔薇『共鳴り』と虎杖悠仁の『魂』

強力な呪術を扱い、
呪術全盛、総力に勝利した「宿儺」
FREEでGREEDな彼の”倒し方”、敗因
考察しました。
 
”災い”の暗翳 宿儺は、
遺志を背負い進む人間の意思に敗北する。

 
 
ネタバレ範囲は221話まで。
加えて公式ファンブックです。
 
 
 
 
【目次】
 

【宿儺の力】

宿儺の倒し方を考える前に、
まずは宿儺の能力について整理しよう。
 
 
空中歩行

呪術廻戦218話/芥見下々
・謎の呪具(現状過去のみ)

呪術廻戦14巻/芥見下々
・虎杖と真希を相手にする身体能力
・呪力出力NO1を切り裂く術式出力
・死後間もなければ治す反転術式治療
・自己の呪物化による肉体渡り
・一度経験した事を再現する学習能力
万の呪具(詳細不明)
・神業、閉じない領域
・部下の裏梅
・協力関係にある羂索(+天元)
宿儺の術式(不可視の切断、超火力炎)
十種影法術(適応など)
 
こんな宿儺を倒す方法、教えます。
 

【力技】

まずは正攻法
正面からの ど突き合い。
 

≪CACE 1  最強VS最強≫

呪術全盛最強の両面宿儺
これにサシで勝てる可能性があるのは
現代最強五条悟だけだろう。
 
しかし、正直現状厳しい。
まず、宿儺には「適応」がある。
 
倒す方法は
・初見の攻撃で屠る
・圧倒的火力で「適応」の概念を突破する
(無量空処によるスタンは、適応の能力は法陣の呪具が行っているように見えるので、多分術者の意識関係なく働き、ほぼ無意味そう)
 
しかし適応される前に倒すのは厳しい。
宿儺側は腕にだけ攻撃を当てて、適応。
ということも可能だろう。

奥の手。極ノ番を使って超火力
あるいは呪具を使って適応枠を潰す
領域勝負に勝利する。
これらが五条のタイマンでの勝ち筋。
 

≪CASE 2  リンチ≫

宿儺の強みは「圧倒的術式出力」
「神業領域」だ。
 
石流ですら一刀両断、切断の術式出力
まともに対面すれば三枚卸しは必然。

呪術廻戦216話/芥見下々
五条の無下限バリアのような防御の術式。
あるいは領域展開、展延等による術式中和。
 
このどちらかが必要になる。
しかし、宿儺の領域は神業

呪術廻戦14巻/芥見下々
領域の押し合いに勝つのは難しい。
しかし領域の破壊ならばどうか。
 
例えば三つ巴領域

呪術廻戦20巻/芥見下々
三つ巴領域は壊れやすい。
あえて宿儺と五条、乙骨とかで三つ巴領域を行い、領域破壊へ導く(閉じない領域も仙台同様に破壊できるのかは不明だが、天元VS羂索のように、自分の結界ごと相手の領域破壊はできるはず)
 
そうすれば術式使用困難になる。
領域展開後の術式使用困難中の切断であれば、流石に耐えられるはず。

呪術廻戦14巻/芥見下々
魔虚羅の時のように。あるいは十種影法術を出される可能性はあるが、宿儺本来の術式と戦うよりは勝つ可能性が上がるだろう。

呪術廻戦13巻/芥見下々
あるいは3人かそれ以上で領域展開し、誰にも主導権を渡さず、フラットな空間を作り、肉体強者の虎杖、真希などで叩く。
これらが勝ち筋。
 
 

≪CASE 3  天使の術式≫

宿儺を唯一追い込んだ天使の術式
これを使えれば勝てる可能性は高い。
しかし天使、そして肉体の華はもう限界。

呪術廻戦20巻/芥見下々
なので乙骨とリカの「模倣」を使う。
乙骨に天使の術式を模倣してもらい、戦う。

呪術廻戦20巻/芥見下々
この場合、5分宿儺に耐えられると危うい。
加えて、天使の術式は明らかに異質で強力。
使用可能時間がさらに短い可能性すらある。
どうにか攻撃を当てなければいけない。

≪CASE 4  術式、呪力阻害≫

 呪力操作の阻害を行う黒縄
術式を無効化する逆鉾
 
これらのようなものを使用することができれば、「適応」を解除したりして有利な状況で戦うことが可能。
 
問題はそれらが破壊済みということ。

呪術廻戦17巻/芥見下々
しかし、逆鉾海外に封印されている可能性があるし、パパ黒が使っていた時から一部が欠けている。その破片はどこかにあるかもしれない。

呪術廻戦17巻/芥見下々
あるいは日車寛見の領域
「誅伏賜死」による「没収」

呪術廻戦19巻/芥見下々
現在の器が秀才設定の恵で、一度虎杖の中で「誅伏賜死」を経験していて、「誅伏賜死」領域だから中和される可能性があって、宿儺が狡猾なのが不安要素だが、これが決まれば一時的に術式使用不可能になる。
 
加えて、魂(宿儺)ではなく、器(恵)の罪を問われる可能性はあるが、それでも十分に罪は犯している。
 

≪CASE 5  シンプルごり押し≫

宿儺だァ?羂索(+天元)だァ?裏梅だァ?
関係ねぇ。
 
現代最強の五条。
鹿紫雲の術式。
秤の大当たり後の無敵状態。
乙骨のリカ接続状態。
集いし、呪術高専勢。
集うだろうアイヌ呪術連や御三家。
そして主人公虎杖。
更に、流石に日本壊滅は避けたいだろう
軍隊、呪詛師、呪術師、泳者。
 
こんなかに、
恵やられてんのに迷惑だって思ってる奴いる⁉
恵やられてんのに日和ってるやつ居る⁉
いねぇよなぁ!!?
宿儺潰すゾ!!!
 
ヤンキー漫画よろしくシンプルなバトル。
これなら勝てる!!!
 

呪術廻戦201話/芥見下々
しかし正直、御三家の五条が復帰したとはいえ、現状を見るに御三家等の呪術団体は羂索がかなりの割合掌握していそうだし、軍隊も羂索は唾をつけているだろうし、羂索には1000万体呪霊がいる。しかも現代と比べれば兵器に乏しいとはいえ、千年前の総力と戦い勝利した宿儺にこの方法で勝つのは厳しい所はある。
 
そもそもリンチするにも人が多すぎると巻き込む可能性が出てきてしまうので、直接対峙できる人間は限られてしまう。
 

【搦め手】

次は非正攻法。
 

≪CASE 1  ボンバイエ≫

呪術全盛の中、無双した天災 宿儺。
研ぎ澄まされた天才に勝つには、
何かを捨てるしかないだろう。
 
例えば乙骨。その術式「模倣」で、
九十九の術式「星の怒り」使い、
捨て身ブラックホール

呪術廻戦205話/芥見下々
術式対象の概念すらも超越するほどの”質量”。その極み。
 
これならば十種影法術の「適応」
その概念すら貫通するかもしれない。
九十九のように死んでしまう可能性は高いが、リカにボンバイエを使わせれば乙骨は無傷でいれるかもしれない(乙骨のメンタル的にできるかは怪しい)
 

≪CASE 2  虎杖悠仁

虎杖宿儺を抑え込むほどの器
つまり「宿儺までなら入れられる器」
 
あの世界に呪いがどれだけあるかは分からない。しかし、仮に呪いの王宿儺を超える量の呪いがあるのなら、それら全てを喰らうことができたなら。

呪術廻戦201話/芥見下々
虎杖悠仁は現代の
「呪いの王」と化す。
 
まぁ、現実的に考えれば羂索の呪霊操術でもなければ呪いを取り込み切るのは無理だが、もし宿儺の術式が「格納」だったなら...
 

【そもそも勝てたとして...】

宿儺にどうにか勝てたとして、虎杖たちの目的には取り込まれた「伏黒恵を救うこと」もあるはずだ。
そこも考える必要がある。
 

≪CASE 1  獄門疆≫

獄門疆
『1分間目の前で居た相手を封印する』
 
しかし、”今の”宿儺の肉体
元々の恵の肉体には二つの魂がある
宿儺の魂と、沈んだ恵の魂
じゃあその場合どうなるんだろうか?
 
a.恵の肉体+恵、宿儺の魂封印
(=肉体とそれに紐づく魂、全部封印)
 
b.恵の肉体+恵の魂封印
(=肉体とそれに近い魂の封印)
 
c.恵の肉体+宿儺の魂封印
(=肉体とその主導権を持つ魂の封印)
 
aの場合は意味はないが、
bの場合は恵と宿儺を分離できている。
残った宿儺の魂が呪霊に成る可能性はあるが、とりあえずは分離できている。
cの場合は恵の魂だけだが分離できている。この恵の魂を自立呪骸のように、人形とかに入れることができれば、分離完了することになる。
 
 

≪CASE 2  肉体を移動させる≫

宿儺を他の肉体に移動するように強制させる。
弱った状態であれば、例えば呪言とかで強制させることができるかもしれない。
 
 

≪CASE 3  魂へのダイレクトアタック≫

宿儺の魂にのみ攻撃し、疲弊させることができれば、恵(の魂)が肉体の主導権を奪い返すことができるかもしれない。
魂への攻撃といえば、釈魂刀や虎杖悠仁
そして釘崎野薔薇「共鳴り」

呪術廻戦14巻/芥見下々
 
彼らであれば、宿儺という暗翳から
恵を引き釣り出してくれるだろう。
 

≪CASE 4  与えて殺す≫

これについては長くなるので下の記事を見ていただきたい。

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