呪術廻戦23巻以降の描写の、
元ネタ、パロディ、オマージュ。
これらについて完全解説します。
単行本になった範囲のみ順次追記していきます。
過去巻については、この記事の最後にリンクをまとめました。
【23巻の元ネタ】
≪堕天≫
「天」から「堕(お)ちる」
高尚な存在、場所の価値が下がること。
宿儺が「堕天」したのなら、もともとは高尚な存在だったのかもしれない。
≪AR、VR≫
ARとは拡張現実。
これにMR(複合現実)を加え、
XRと呼ぶ。
現実に映像情報を付け加える。
≪JSOC、CAT、CIA、SAC、DNI≫
『総合特殊コマンド(JSOC)』
総合特殊作戦コマンド(JSOC)は1980年に設立された、
アメリカ軍の特殊部隊を統括する高度な指揮機関のこと。分かりやすく言えば、特殊部隊の上位部隊。
呪術で言えば総監部の様なものだ。
ビンラディンの追跡と殺害がもっとも有名な功績と言えるだろう。
『カウンターアサルトチーム(CAT)』
『中央情報局(CIA)』
アメリカ合衆国の、対外情報機関。国家情報長官直属であり、主に大統領と内閣に情報を提供することを目的としている。
世界一有名な情報機関。
『特別行動センター(SAC)』
CIAにおいて、米国政府があからさまに関与したくない、秘密活動を含む軍事作戦を専門に行う、準軍事組織。
軍事担当、特殊作戦グループ(SOG)
政治担当、制作活動グループ(PAG)
この二つに分かれている。
ちなみに2018年(作中時間)の長官はダン・コーツであるが、似ていない。
どちらかと言えば、その後就任したDNI代行のジョセフ・
マグワイアに似ているように思われる。
が、そもそも大統領が史実の人物ではないので、呪術世界は、現実世界によく似た建物や歴史は存在するが、作中の人物はほぼオリジナルで構成されているのだろう。
≪軍隊の階級(中将、大将など)≫
軍隊は所属人数によって名前が変化し、基本的に軍の規模が大きくなければなるほど装備が充実するので、戦力は人数以上に激変する。
また、軍隊規模で指揮官は変化する。要は会社の様なもので、末端の人員が社長(元帥)から直々の指令を受けることはまずない。
と、色々書いたものの、詳しくないので間違えていたら申し訳ない。
ちなみに進撃でよくネタにされる「リヴァイは1個旅団並みの戦力」は、文面だけを考えれば数千人なみの戦力だが、壁内人類の文明レベルや、仮想敵が巨人(単純に数が増えれば楽になるというわけではない)であることを考えると、誇大表現ではないだろう。
≪もう少し…手心というか…≫
よくネットで使われている。
ちなみに
シグルイでこのセリフが出てくるときは、本当に手心の欠片もない。
象の頭と4本の腕が印象的。
しかし
ガネーシャの勘違いで、シヴァに首をはねられ、頭を捨てられてしまう。その後シヴァは頭を探すが見つからず、象の首を代わりに取り付け復活させた
(諸説はあるが頭をすげ変えられがち)
死者の脳と自身の脳を入れ替えることで、死者を乗っ取る術式を持つ羂索にピッタリではある呪霊だ。
ガネーシャの
マントラ(呪文のようなモノ)は、
あらゆる悪、障害、悪霊を退け、成功をもたらすとされる。
日本で有名なのは
「夢を叶えるゾウ」
鳳凰は欧米ではフェニックスの様なものと考えられていることもあるし、歴史やフィクション作品でもそうなっていることが多いが、特徴が異なる。
ちなみに、鳳が「雌(メス)」、
凰が「雄(オス)」の意味。
≪血と油≫
「血」つまり赤血操術者、脹相。
「油」つまり夏「油」
これらを指しているのだろう。
ちなみに「血と油」という本がある。
が、どちらかといえば「血と油と運河」
こちらを意識しているようにも思える。
≪運河≫
「運河」とは人工的な水路のこと。
サブタイトルの「血と油」をふまえると
『血と油と運河』という本を意識していそうだが、芥見先生がファンだった場合、これまでの傾向的に単行本おまけページで触れそうなので、読んだことが無いか、偶然の一致だろう。
中東紛争による石油危機の際に、石油を確保しようと奮闘した日本人を扱った
経済小説らしい。なお、アマゾンのレビューによると官能小説じみているらしい。
≪大聖≫
「大聖」とは、最も優れた聖人。
知恵、人徳に優れた人のこと。
≪九相図兄弟ぃファイヤー!!≫
「野原一家ファイヤー」が元ネタだろう。
150年間呪物に成っていたはずの脹相が
クレヨンしんちゃんのセリフを引用できるのは、
受肉者は器の記憶を覗くことができるからである。
≪星の怒り(ボンバイエ)≫
「星の怒り」は器として生まれ、
器として死にゆく星漿体の怒り。
「ボンバイエ」はリンガラ語で「奴をやっちまえ」という意味の言葉「ボマ・イェ」が訛ったもの。
日本で一番有名なボンバイエは、
「INOKI BOM-BA-YE」。
「てーててーてれーててー」ってやつだ。
≪竜戦虎争≫
『竜戦虎争』とは、
同じ実力のものが全力で戦うこと。
昔から「竜」と「虎」は対比されがちであり、「雲竜風虎」や、「虎擲竜挐」のように他にも、竜と虎を用いた四字熟語は存在する。
その時の損益などの様々な状況により、組織や個人が手を組んだり離れたりすること。
ボクシングの防御技。
パンチに合わせて顔をそらすことで、ダメージを減らす技。
ちなみに、ボクサーは殴られる瞬間、殴られても、眼を開け続けるように訓練する。これは、単純に回避を行うためだけではなく、
スリッピングアウェーの様な高度で効果的な防御を行うためでもある。
ボンバイエといい、
スリッピングアウェーといい、「泥臭い方が好み」だったりと、おそらく九十九由基は格闘技が好きである。
≪反重力≫
SFでよく登場する「反重力」
物体に加わる重力を操作することで飛んだり軽くしたりする技術。物質の対となる
「反物質」には異なる重力が加わることで実現されるかもしれない技術が
「反重力機構」。と、されていたのだが、つい最近否定されてしまっている。
つまり実現確率がほぼ0となった。
しかし、術式は「概念」を具現化することがあるため、反重力が技術的に可能かどうかは関係ないのである。
【24巻の元ネタ】
≪グレネード、テーザーガン≫
グレネードは殺傷力の有無等差はあるが、主に何か(光、煙、熱)を爆発的に発するモノ。
テーザーガンは銃のように電極を飛ばすスタンガン。電気を浴びせ、対象を無力化するために使われる。
なお、グレネードはもちろん、テーザーガンも構造上銃刀法違反となるらしい。
≪クリプトン星のID≫
「クリプトン」は、アメコミヒーローである
スーパーマンの故郷として知られる架空の惑星。クリプトン成人は地球人より強靭な肉体を持っている。
つまり、
「クリプトン星のIDでも持ってたか?」は
「クリプトン星人にでも会ったのかw?」
という意味。
≪.50口径≫
銃弾のサイズを表す「口径」
50口径は別名「半インチ」。
12.7mmである。
当然大きいモノを使う方が威力は高く、50口径の場合91メートル先のコン
クリートブロックすらも破壊するらしい(もちろん銃や銃弾の種類にもよる)。
≪万(よろず)≫
「全て」や「多種」を表す。
何でも作り出せる構築術式が故の異名だろう。
≪邪去悔の梯子(ヤコブのはしご)≫
ちなみに、雲の切れ目から太陽が差してくる自然現象や、密度
汎関数理論
(流石に知らないです)にも
ヤコブのはしごと呼ばれているモノがあるが、全て、元ネタは聖書の
ヤコブの梯子だ。
≪あの播磨の!!≫
虎杖に似ているなら人間。
宿儺が覚えているならおそらく術師。
オタク必須科目の一つ。
別名「蠱道」、「蠱術」、「蠱蟲」。
古代中国で実在した呪術。
密閉された閉鎖的な空間に多量の生き物を閉じ込め、殺し合わせる儀式。壺が用いられることが多い。ちなみに、漫画では生き残った1匹が超強くなるみたいな設定が多いが、どちらかと言えば生き残った1匹を
「毒」として使う方が本来の
『蠱毒』からすると近い。
「浴」
「死滅回游」
似ているのは偶然だろうか?
あかべこ。
日本屈指の豪雪地帯。
この辺りが有名だ。
会津によってからコロニーのある仙台に向かったとされる(宿儺に見つけてもらうために)
≪猿脳≫
文字通り猿の脳みそのこと。
アジアやアフリカで食されているが、一番有名なのが中国。中国では高級珍味であり、精力剤とされていたらしい。
調理した猿の脳ではなく生で食べる場合や、それどころか生きた猿の脳を切り開いて食うこともあったとされているが、あくまで遥か昔の噂であり、さまざまな
感染症の危険性もあるため、様々な理由から勧められる行為ではない。
ちなみに中国は「四本足は机と椅子以外食べる」なんて言われるように、『食(+グロ)』に関するうわさ話が多い(歴史的に妥当ではあるのだが)。
「桃娘」
「胎児スープ」
挙げ始めればキリがない。
検索は自己責任でお願いする。
【25巻の元ネタ】
≪新嘗祭(にいなめさい)≫
天皇がその年に収穫された穀物等を神(国津神)に供え、感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式。
≪唐果物≫
唐(当時の中国)から伝来したお菓子のこと。
米粉や小麦粉に、ブドウ科のつる性植物から作られた甘味料を煮詰めた汁を加え、果物の形に成形したあと、油で揚げたものである。
私も食べたことはないが、見た目と作り方を見るに、ドーナツに近いモノではないだろうか。
≪完全な球体≫
「圧力」とは「力÷力のかかる面積」。
針を刺されると痛いのは、針先の面積は極小であり、力が分散しにくいからである。
「完全な球体」は角や面が一切ない球体。
現代科学でも作成不可能な物体である。
「角が無い」ということは凹凸が存在しない。
凹凸が存在しないということは、
力のかかる面積が限りなく0の点である。
よって、力は何倍にも膨れ上がる。
(100÷10と100÷0.01で考えてみて欲しい)
故に完全なる球体は無限の圧力を生むと考えられている。ジョジョ7部で無限に分割可能(無限に小さい点に収束する)である黄金の回天や、真球が強力だったのは同じ思想から生まれた結果だと思われる。
ちなみに、「電子」は限りなく完全な球体に近い物質であり、仮に電子を太陽系の大きさまで拡大しても誤差(凹凸)は髪の毛の太さ程だそうだ。
≪浄界と梵界≫
浄界とは、清浄な世界。つまり浄土。
浄土とは仏教用語で一切の穢れや煩悩から隔絶された清浄な土地。
阿弥陀仏が住む極楽浄土である。
梵界の元ネタはおそらく梵天界。
仏教の世界観において最高位の世界の一つ。
梵天界は梵天が統べているとされており、梵天は雷神であるインドラ神と同一視されている。
本来(ヒンドゥー教)のインドラ神は阿修羅とも戦った武勇の神だったが、仏教に取り入れられてからは釈迦を助けたり、冥界の進行を阻止する逸材だったそうだ。
昔ヤンキーだったやつが警察官になったようなものであり、天元に丁重に死体を保存されていた宿儺(堕天)の逆と言えるだろう。
≪山国御陵(やまくにのみさき)≫
第102代天皇、後花園天皇の天皇陵(お墓)がある地。
後花園天皇は、1428年~1464年の間、天皇に座位していた実在する人物。
彼は皇位を継げる立場ではなかったが、先代に世継ぎがいなかったため8親等(親子が1親等兄弟や孫が2親等)離れているが、皇位を継いだ。
ちなみに、旧南北朝勢力の激しい反発を招き、以後60年以上の間、後南朝(別政権)が発生する引き金となった人物である。
≪飛騨霊山≫
飛騨山脈は長野県、新潟県、富山県、岐阜県にまたがる、3000メートル級の山々が連なる山脈。
その北部にある「立山」が霊山と呼ばれている。
「霊山」とは、神仏など神聖なモノをまつっている神聖な山のことである。
≪木呂子鉱山≫
埼玉県比企郡小川町に実在する鉱山。
角閃石、蛇紋石、緑閃石、パリゴルスキー石が採掘されるらしい。
≪新しいトリビアが生まれた…≫
テレビ番組「トリビアの泉」が元ネタ。
視聴者から集まった雑学を実践し、出演者は驚きの分だけ「へぇボタン」を押すという番組。
ちなみに、その日一番「へぇ」を集めた雑学を投稿した人には「金の脳」と呼ばれるメロンパン入れが贈呈される。
≪身仏≫
身仏、通称「即身仏」は主に日本の仏教徒が厳しい修行を行い、自らの肉体をミイラとした姿のこと。
法衣をまとっていること、
臓器が残っていること、
人為的な成り立ちではないこと
これらが共通する特徴である。
ちなみに、飢餓に苦しむ民のために即身仏化することが多いからか、寒く飢餓の多い東北地方に多く存在するらしい。
現実で即身仏になる方法は、
1.山籠もりして修行
1~5年間はお経を唱えながら山道を歩き続ける
2.堂入り
お寺の中で9日間断食断水断眠しながらお経を唱える
3.穀絶ち
一切の穀物を禁じ、死亡が堕ちてきたら人体にとって毒の漆を飲み、体内の水分を抜く
4.土中入定
これまでの修行で、骨と皮になった後、地下3mの穴の中にある木棺に入り、その上から土をかぶせ蓋をする
5.読経
空気穴しかない真っ暗な地中で座禅を組みながらお経を読み続け、中からの合図が無くなれば絶命とみなし、空気穴も塞ぐ
6.掘り起こし
絶命後3年3か月後に掘り起こされる
の6段階。
奇麗なミイラを作るために食事を減らし、水分や脂肪分を体から出すことで成功率をあげているのだが、もちろん成功率は100%ではなく、むしろ失敗することの方が多かったらしい。
≪九綱 偏光 烏と声明 表裏の間≫
・九綱
仏教では九識(くしき)と呼ばれる、生命が物事を認識する働きを9つに分けたものを表す言葉(眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識・末那識・阿頼耶識・阿摩羅識の9種)や、九品(くほん)と呼ばれる、人や物を分類分けする方法(上中下を更に分割し、上上・上中・上下・中上・中中・中下・下上・下中・下下の9種)がある。
綱は「まとめる」「統治する」意味。
つまり「九綱」は
「人間の全ての感覚を統べたような感覚(=六眼)」
あるいは
「全ての分類を統べたようなヤツ(=最強)」
を指していると考えられる。
(おそらく六眼の方だろう)
・偏光
偏光とは電場や磁場などによって人為的に、規則的に整えられた光のこと。
つまり「創られた光」と考えられる。
虚式茈は文字通り紫色に光っている。
・烏と声明
烏はカラス。黒い鳥。
日本神話では「八咫烏(ヤタガラス)」と呼ばれる三本足のカラスが登場しており、導きの神であるとされている。
また、烏は地震の前兆を感じ鳴くとされる。
声明は、仏教に関する書物を歌にしたモノ。
・表裏の間(はざま)
表裏は術式順転、術式反転。
間は虚式茈を示しているのだろう。
つまり九綱 偏光 烏と声明 表裏の間とは、
六眼、あるいは最強を表す詠唱。
茈という造られた光を表す詠唱。
衝撃を予知して詠唱する烏。
赫と蒼の間、生まれる紫色の歪み。
これを表した詠唱なのだろう。
【26巻の元ネタ】
前頭前野は「脳の司令塔」を行うための器官とされており、コミュニケーションや自己抑制、思考といった機能をつかさどるとされている。
ここの異常や衰えによって認知症になることもあるらしく、前頭前野を何度も破壊、再生していた五条は、生きて帰られたとしてもボケたり、術式が劣化したりしていたのかもしれない。
≪位相 波羅蜜 光の柱≫
・位相
「位相」とは物理学において、位置と運動量を示す値のことを指す。
無下限は任意の場所に「無限」という距離とエネルギーを作り出すという術式であることから、ある程度「位相」に作用する術式と言える。
つまり「位相」は無下限呪術のことだろう。
仏になるために菩薩が行う修行や、「最高であること/完璧であること」を指す。
・光の柱
日の出または日没時に地平線に対して垂直に、太陽に向かって炎のように真っ赤に燃えた光の柱が立つ『太陽柱』と呼ばれる気象現象が存在する。
つまり位相 波羅蜜 光の柱は、
最高の位相に向かう赤い柱。
(究極の術式反転赫)
これを表した言葉なのだろう。
≪位相 黄昏 知恵の瞳≫
・黄昏
日没後夕焼けの名残の赤さが少し残る時間帯。
つまり、位相 黄昏 知恵の瞳とは、
位相、つまり無下限。
黄昏、つまり蒼。
知恵の瞳、つまり六眼。
これを表した詠唱なのだろう。
なお、赫は蒼より2倍強く、茈は赫よりも強い。
当然、呪力消費量も同じはず。
ゆえに茈の詠唱が一番長く、蒼の詠唱が一番安直な言葉選びなのだろう。
≪蓮(ハス)の花≫
表紙や、五条が生徒たちのことを想っていた時に映っている花。
極楽には蓮の花が咲いているとされており、仏様の像は蓮に立っている。また「蓮華(れんげ)の五徳」という極楽へ生まれられる人の心を表す言葉も存在する。
「蓮華の五徳」とは、
1.淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
蓮の花のように泥の中でも奇麗に咲くこと
2.一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
1つの茎から1つの花を咲かせる蓮のように、唯一無二であることを自覚する。
3.花果同時の徳(かかどうじのとく)
咲くと同時に種ができている蓮のように、生まれてすぐにある原石を磨き続けること。
(実際には同時に種はできないらしいですが…)
4.一花多果の徳(いっかたかのとく)
一つの花でたくさんの種を作る蓮のように、自分が沢山の人を幸せにすること。
5.中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)
硬い茎を持ちながら、中身が空洞の蓮のように、欲を持ちすぎず、しっかりと上へ上へまっすぐ伸びていくこと
これを指す。
ちなみに、蓮の花の花言葉は
「清らかな心」
「神聖」
「離れゆく愛」
「雄弁」
愛していたし、大切。
でも、もっと望むものがあった。
その感情は両立する。
世界に「最強」を望まれた男。
しかし、成るほど望みからは遠ざかる。
だが、最後に用意されたのは、
「最強」の証明場。
それが運命と因果に翻弄された呪術師、
「五条悟」の一生だったのだ。
力なんて物差しの存在しない向こう側、
彼が彼であれることを私は望んでいる。
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【過去巻の元ネタ集】
≪0~13巻≫
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≪14~22巻≫