現代最強の呪術師「五条悟」
彼の地位を揺るがないモノにしている
「六眼」
それを失う可能性。
そして、六眼消失後五条はどうするのか。
パパ黒、「伏黒甚爾」が魅せる活路。
今回はこれを考察する。
ネタバレ範囲は0巻~226話。
加えて公式ファンブックです。
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【目次】
- 【六眼】
- 【失う可能性】
- 【①特異体質と縛り】
- 【②因果の消失】
- 【俺が弱くなったところで】
- 【オマエが強くなった訳じゃあねェ】
- 【術式対象の自動選択と出力制御】
- 【十八歳までに身につけた偏見】
- 【天元を殺す方法】
【六眼】
まずは六眼の説明からしよう。
六眼とは簡単に言えば、
『呪力サーモグラフィー』
サーモグラフィが温度を色で見るのに対し、
六眼は呪力を色として詳細に見る。
それにより原子干渉レベルの呪力操作が可能。
呪力操作の精度が上がることで、
「無下限呪術」等、扱いの難しい術式を使える。
更に、術式発動の呪力のロスが限りなく0になり、
呪力切れを起こさなくなる。
つまり、
・眼が良くなる(分身等、色々看破可能)
・無下限呪術を扱える(攻守速全て強いが扱い難)
・呪力ロスが無くなる(呪力切れが起こらない)
これが六眼の効果。
故に五条は「現代最強」
そして今回の本題、
「五条悟が六眼を失う可能性」について
考察していく。
【失う可能性】
一部で噂になっていた「五条は六眼失う説」。
これの根拠は呪術アニメ第二クールのOP。
そこで五条の片目が光で隠れている。
加えて眼が青い猫が隻眼のように見える。
たったこれだけ。正直弱すぎる。
そもそも隻眼になったところで、
弱体化するのかすら怪しい。
弱体化するのかすら怪しい。
なので私はこれを根拠として扱わない。
扱わず、六眼を失う可能性を2つ示唆する。
【①特異体質と縛り】
つまり「縛り」の天秤に乗せられるのだ。
そして「六眼」の呪術的価値は計り知れない。
じゃあその六眼を対価にすれば、
呪力量や出力が上がるはず。
だから六眼を失います!
では、考察としてあまりに弱い。
さらに踏み込む。
「なぜ対価にすると考えられるのか」
それは226話時点、
「五条が宿儺に勝っている」から。
「五条が宿儺に勝っている」から。
宿儺はフーガも十種影法術も現状未使用。
明らかな舐めプ。
だから勝っているのかもしれない。
しかし、勝ちすぎている。
宿儺と五条の領域は互角。
領域の仕様差こそあれ実力は同等。
しかし宿儺は乙骨の倍以上の呪力量。
そしてリカの硬さは乙骨並みか、それ以上。
つまり単純に考えれば、
リカの呪力量は乙骨以上。
リカの呪力量は乙骨以上。
宿儺は乙骨とリカを足した位の呪力量。
当然呪力出力も相応に高いはず。
(呪力量=呪力の総量。
呪力出力=一度に出せる呪力の量)
対する五条は乙骨未満の呪力量。
つまり宿儺の半分未満の呪力量。
( 乙骨≒リカ(硬さから推定)
乙骨×2=宿儺(乙骨の発言)
乙骨>五条(乙骨の発言)
なので宿儺=五条×2以上 )
半分未満しか呪力量がないのなら、
呪力出力も似たようなモノだろう。
バリアがある状態で押しているのは分かる。
防御に回すリソースが最低限で済むからだ。
しかし、領域内で互角なのは流石に変だ。
領域内は術者にバフがかかる。
宿儺の領域も同じはずだ。
しかもその上バリアは領域内で維持できない。
しかもその上バリアは領域内で維持できない。
その中で反転術式を回しながら互角以上。
そうなら流石に五条の肉弾戦性能が高すぎる。
【②因果の消失】
六眼を殺そうと天元の同化時期にまた現れる。
天元はこれらが『因果で繋がれている』
天元の不死性、それを保つため、
天元を壊さないための星漿体。
星漿体と天元を守るための六眼。
こう考えるのが自然だ。
そして「因果」はパパ黒によって破壊された。
これによって天元は進化を余儀なくされた。
しかし現状六眼は存在している。
(次代からはもう無くなるのかもしれないが)
(次代からはもう無くなるのかもしれないが)
これはやはり、
「六眼は天元を守るためのモノ」
だからなのだろう。
だからなのだろう。
では仮に、不死の術式を持つ天元。
奴が死ねば「六眼」はどうなるか。
失われてしまうのではないだろうか?
【俺が弱くなったところで】
五条が六眼を失う。
どうやって、どうして。は後述するとして、
失うという仮定。それが引き起こす現象。
失うという仮定。それが引き起こす現象。
まずは「無下限呪術」の劣化。
まぁ、数十年以上使ってきた術式。
眼を失っても”全く”使えなくはならないはず。
培ってきた感覚により「使えはする」だろう。
しかし、劣化も免れないはずだ。
今まで通りの威力、速度で術式運用は不可能。
次に「呪力ロス」の増加。
こちらの方が五条にとって大打撃と言える。
五条の素の呪力量は乙骨未満。
この量なら、バリアを張って、反転で治して、
防御を固め、領域展開や赫、茈などで倒す。
という安パイは間違いなく封印される。
反転治療、赫と茈、領域展開。
大技の連発すらもできなくなるだろう。
じゃあ「五条悟」は負けるのだろうか?
【オマエが強くなった訳じゃあねェ】
五条悟が「最強」である理由。
万能で強力な『無下限呪術』
それを扱うための『六眼』
そんなものだけが理由なら、
慶長のころの無下限×六眼持ちも最強だ。
そうではない。最強の理由は。
咄嗟に反転術式を会得、応用、茈を振るい、
少し後、一日中バリアを張れるようになり、
それら全て縛られ、特級2体に一級1体。
そして、完璧な封印。
その中ですら、輝きやまない強さ。
じゃあ六眼を失えば、
「最強」ではなくなるのか?
「五条悟」ではなくなるのか?
否。
否。
『五条悟』だから最強なのだ。
【術式対象の自動選択と出力制御】
五条の無下限呪術を応用したバリア。
「術式対象の選択」と「出力制御」
これらを自動で行うことが可能。
これによって不意打ちにすら対応が可能。
『不意打ちに対応できる』ということは、
意識的に術式や呪力を動かしていない。
つまり、ある程度決まった動作であれば、
「六眼」も「意識」もあまり必要ないはずだ。
まるでストリートファイター6のモダン。
威力が低下し、できることの幅が減る。
そのかわりに、手軽に術式を発動。
これならばできるのではないだろうか。
そして簡易的であれ術式が使用できれば、
「五条悟」のセンス、身体能力、
「青春」という負けられない理由。
これらで十分といえないまでも戦えるはずだ。
”呪術師”としては。
【十八歳までに身につけた偏見】
『呪術師』とは、
選ばれた者のみが生まれ持つ「術式」、
そこに呪力を流し行う「呪術」。
『呪術』を扱う人間が『呪術師』。
それが”常識”だ。
藁人形に釘を指すことが典型的「呪術」
そう考えている保守派的発想による常識。
しかしそうではないだろう。
パチンコだって『呪術』。
呪力で殴るしかできなくたって『呪術』。
「呪い」を祓えれば、『呪術』なはずだ。
虎杖悠仁だって「呪術師」なのだから。
じゃあ、六眼を失った後に
典型的”呪術師”に拘る必要はない。
まるでパパ黒や真希、虎杖のように。
術式が扱えないのなら、
真っ向から殴り合えばいい。
天逆鉾を使って。
【天元を殺す方法】
「不死の術式」を持つ天元。
彼が死なないことには、
六眼を失う仮定は成り立たない。
なので考察する。
≪①術式の無効化≫
不死だと言ってもあくまで術式。
無効化できれば殺せるはず。
そして天逆鉾は現状破壊されたか不明。
それにパパ黒が使用した天逆鉾は欠けている。
破片がどこかにある可能性は十分にある。
天逆鉾を刺した状態なら、殺せるはず。
(今の天元はどこにでもいてどこにもいない状態なので、本体を叩くことができるのかは謎だが)
あるいは体内での領域の展開。
(遠隔展開ができる人間は限られている)
≪②術式の剥奪≫
死滅回游のルール「術式の剥奪」
これを利用する。
≪③呪力を枯らす≫
今、天元は呪霊操術の術式対象。
つまり羂索の思うままに動く。
仮に呪力が切れるまで放出させられれば、
不死術式は使えなくなるはず。
使えなければ殺せるはずだ。