amedotのブログ

呪術廻戦の考察を主に書きます

【呪術廻戦】羂索が言う「呪力の最適化」について

羂索が言っていた進化論

 

「呪力の最適化」

 

について考察しました。

 

f:id:amedot:20211231232858p:plain

 

ネタバレ範囲は0~18巻、公式ファンブック(公式FB)です。

※羂索は不明瞭な部分が多いため、この記事も仮定や推定が多くなっています。

 

 

【目次】

 

【前回の話】

amedot.hatenablog.com

以前の記事で全身に存在する「心」によって呪力が生まれていると考察しました。これを念頭に以下の話を読んでいただいた方が良いと思います。

 

【心と生得領域】

f:id:amedot:20220101021451p:plain

呪術廻戦2巻/芥見下々

宿儺は「生得領域」「心の中」のようなものであると称しました。また、公式FBによると生得領域は非術師/術師関係なく存在します。つまり「術式」「生得領域」は別ということになり、「生得領域」は術式を持っていない人間を含めた全人類に存在していると考えて良いはずです。

f:id:amedot:20211231233509p:plain

呪術廻戦9巻/芥見下々

そして(放出できる量に個人差はあるが)「呪力」も同様に非術師/術師関係なく存在します。

更に、人間だから当然「感情」「心」非術師/術師関係なく存在するでしょう。

つまり心が呪力の源で、心の中と生得領域が近いものであるなら、生得領域は呪力の源であると考えられます。

f:id:amedot:20220101021524p:plain

呪術廻戦2巻/芥見下々

生得領域を展開する領域展開が術者に対してバフ(能力上昇)の効果があるのはそういった面もあるのかもしれません。

 

天元

f:id:amedot:20211231233935p:plain

呪術廻戦17巻/芥見下々

天元は同化に失敗することで進化し、「どこにもいないがどこにでもいる」存在に成りました。

f:id:amedot:20211231233953p:plain

呪術廻戦17巻/芥見下々

そして天元は自分を安定させるため結界を使用しました。

f:id:amedot:20220101021602p:plain

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々

公式FBによると体内は一種の領域

f:id:amedot:20220101021645p:plain

呪術廻戦2巻/芥見下々

領域とは通常「結界」と術式を付与された「生得領域」の2つでできています。よって人体も「結界(のようなもの)」と「生得領域(のようなもの)」の2つで構成されていると考えられるはずです。

f:id:amedot:20220101024233p:plain

更に、宿儺が言うように「生得領域」と「心」が近いものだとすれば「結界」とは「肉体」に近いものであると考えられます。

f:id:amedot:20220101021715p:plain

呪術廻戦14巻/芥見下々

宿儺の「結界を用いない領域」「神業(あきらかに従来の領域より上の物)」と描かれていること。天元「肉体が必要ない存在」「進化した(上の存在に成った)」こと。

これらから分かることは

天元の進化と

宿儺の領域は

同種の進化経路であり

「結界のようなもの」を否定している。

f:id:amedot:20211231234953p:plain

呪術廻戦17巻/芥見下々

そして天元は進化し呪霊に近い存在に成った。なら呪霊は天元に似た存在であるはず。つまり「結界のようなもの」を否定した存在であるはず。

f:id:amedot:20220101021757p:plain

呪術廻戦3巻/芥見下々

実際に呪霊は素質のある者以外には基本的に認識できない。これは天元と同じ「どこにもいない」存在にかなり近いと言える。しかし呪霊は天元のようにどこにでも存在できるわけではない。

ということは呪霊は「どこにもいないがここにいる」不十分で矛盾した存在だ。

 

これを羂索は見下している

f:id:amedot:20220101021825p:plain

呪術廻戦2巻/芥見下々

とすれば当然、彼が目指す先は呪霊のようなものでないことはもちろん、それに近い宿儺や天元のようなものであるとも考えにくい。

f:id:amedot:20220101022053p:plain

呪術廻戦17巻/芥見下々

そして羂索は結界術に長けている。

ならば羂索が言う「呪力の最適化」「結界のようなもの」を肯定する、肉体の可能性を信じたものであると考えるのが妥当。

f:id:amedot:20220101022313p:plain

呪術廻戦12巻/芥見下々

そして羂索の何らかの意図により生み出された「九相図」には呪力を血液に変換する「特異体質」がある。その体質は彼らの「血液を操る術式」を考えれば呪力を術式に合わせて「最適化」したと言えるだろう。

f:id:amedot:20220101022405p:plain

呪術廻戦16巻/芥見下々

しかしこれでは自らの可能性の域を出ない。

つまり逆に言えば自らの可能性の範囲で少しは目的が満たされているはず。じゃあ最終地点はどこなのだろうか。

九相図の特異体質が「最適化」なのだとすれば足りないと思われるのは2つ

1.ベースの術式が弱い

2.最適化度数が足りない

 

1の場合羂索は既に強力な術式の肉体を持っていないとおかしい。そして現状羂索が手に入れることが可能そうでなおかつ強そうな術式は「五条の術式(無下限)」、「加茂家の術式」、「宿儺の術式」。このあたりだろう。

しかし無下限呪術は六眼というある種最適化できる目を既に持っている。まだ先を見据えている様子の羂索がそこで満足するとは思えない。加茂家の他の術式が欲しかったならどんどん九相図を作ればよかったはず。

f:id:amedot:20220101022525p:plain

呪術廻戦15巻/芥見下々

宿儺の術式が欲しいから虎杖悠仁という器を作り、そこに宿儺の術式を刻ませようとした。そしてその後虎杖から自主的に出て行ってもらうために裏梅をそばに置き、協力したという可能性。今までのことを考えるとこの可能性は十分にあるだろう。

 

次は2。

最適化度数が足りない可能性。

「呪力を血液に変換できる体質」というのはつまり、構築術式や反転術式治療を行わずに同様の効果を得ているということになる。これの上位互換といえば解呪前の「里香」だろう。

f:id:amedot:20220101022551p:plain

呪術廻戦0巻/芥見下々

彼女はその変幻自在の呪力「人間を収納」、「メガホンの具現化」、「呪言術式の創造(おそらく里香が作った術式に呪力を流し実際に使用しているのが乙骨)」、「呪力をビームへ変換」といったことを可能だ。

呪力を術式というフィルタを通すことなく目的に合わせ変化させられる肉体。これが作られれば「呪力の最適化」が行われたと言えるだろう。

 

つまり

「宿儺の術式を得るために虎杖という器を作り、受肉させた。そして自主的に宿儺が虎杖の肉体から出るように裏梅と協力している」

「解呪前の里香のように呪力を変幻自在に扱うことができる肉体が生まれるのを待っている」

このどちらかではと考えられる。

 

しかしこれらの可能性が正しいとしてその肉体を得て何をしたいかが全くわからない上に羂索についてはまだ謎が多い。別の可能性が隠れているかもしれないし、開示されるかもしれない。なので今後も考察し追記していこうと思う。

↓関連記事

amedot.hatenablog.com

 

【余談】

≪メタ的視点≫

しかし宿儺の考え方(結界の否定)、羂索の考え方(結界の肯定)、そのどちらが正しかったとしても悪人の論理が正しかったということになってしまう。これは少年漫画的にあまり良くないはず。

じゃあ虎杖悠仁が選ぶ道

主人公が選ぶ道

「正解の道」とは何か。

それはまるで黒閃のように「結界も、生得領域も肯定した」考えではないだろうか。

f:id:amedot:20220101022751p:plain

呪術廻戦7巻/芥見下々

彼は黒い火花に愛されているのだから。

f:id:amedot:20220101022815p:plain

呪術廻戦16巻/芥見下々

だが羂索もここに到達しようとしてる節がある。

つまり羂索の目指す先は

1.正解寸前で間違えている

2.羂索も正解を目指しているがそこにたどり着くのは主人公(ジョジョのラスボスでよくあるやつ)

 

のどちらかであると思われる。

 

↓変幻自在の呪力「里香」とは

amedot.hatenablog.com

 

↓夏油が五条に最後に貰った言葉とは

amedot.hatenablog.com