amedotのブログ

呪術廻戦の考察を主に書きます

【呪術廻戦】鬼の神と成った、両面宿儺の強さは「生き様」

六眼+無下限のセットは数百年に一度
しかし宿儺は『1000年中最強』の呪術師。
なら、宿儺には「六眼セット以上の才能」
があると考えるのが自然。
それは五条悟のような、圧倒的「才能」

私は、彼が唯我独尊な「生き様」
鬼神に
 「鬼に」
   到達した。
 

そう考察した。

 


ネタバレ範囲は0~14巻+公式ファンブック(FB)

 

 

【目次】

 

 

【五条の強さ】

呪術廻戦8巻/芥見下々

現代最強の呪術師「五条悟」の才能。
何百年ぶりの六眼+無下限のセット。

 

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々

呪力をサーモグラフィーのように視認することで原子に干渉する程の精密動作を可能にする「六眼」

 

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々

移動、防御、攻撃、スタン。
全てに応用が効き、圧倒的なレベルでそれらを実行することが出来るが、高い呪力精度が要求される「無下限呪術」

 

呪術廻戦10巻/芥見下々

この2つの才能に加え、五条悟は圧倒的なまでの呪術的センス、体術を誇る。
故に「最強」と呼ばれる。

呪術廻戦1巻/芥見下々

つまり「強力な術式」と「特異体質」と「五条本人の才覚」。この3つが合わさってようやく、宿儺に勝てる”かもしれない”逸材なのだ。

 

【宿儺の強さ】

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々

対して宿儺は術式はかなり優秀。
見えない斬撃漏瑚を上回る炎
確かに強力だ。

しかし「強力な術式」と「当人の才覚」
これらだけで五条に並べるのだろうか?
五条の才能だって凄まじいのに、六眼が無い分を補ってあまりある才能(か強力な術式)を持つなんて可能なのだろうか?

難しいはずだ。

ならば、これに加えて何か。
優秀な”要素”があると考えるべきだ。


考えられるのは
呪術全盛、術師の平均レベルが高い故の輝かしい戦績。あるいは乙骨が里香を、夏油が4000体の呪霊を、味方につけたような

特殊な「生き様」

又は手や目が多く、
明らかにただの人間と思えない体に宿る

強力な「特異体質」

このどちらか、あるいは両方だろう。

 

【特異体質】

呪力精密性を上げる「六眼」
呪力を血液に変える「九相図の血」
こんな風な術式に合致した特異体質を宿儺が有していたのだとすれば、宿儺が強力な理由も理解出来る。しかも宿儺は腕や眼が多い。一見、強力な特異体質を有している可能性は高いように見える。

 

だが、この可能性は低い。
なぜなら、虎杖の体を借りて復活した現代の宿儺にはそれらが無いからだ。強力な特異体質を有し、それによって五条並かそれ以上に強いのなら、特異体質無き今、彼はかなり弱体化しているはず(眼は今も多いが、過去のそれとは形が違うためなんとも言えない)

呪術廻戦14巻/芥見下々

しかし全くそういったことは感じられず、「神業」と呼ぶべき、結界で閉じられていない、開けた領域を使用している。
つまり宿儺の腕や眼は特殊な身体的特徴に過ぎず、五条や九相図のそれらとは違う可能性が高い。

 

【生き様】

呪術廻戦1巻/芥見下々

宿儺のいた頃は呪術全盛
しかも宿儺は総力と戦った。まさに百戦錬磨。いや、万戦によって磨き、鍛錬していたのだろう。
現代に生き、相手に恵まれなかった五条と比べれば、強くなるのに十分な理由と言える。


しかし仮に、これを遥かに超えるような、ドラマティックで凄まじい「生き様」が宿儺にあったとすれば、彼の強さは読者にとって、より納得のいくものとなるはずだ。
何より、読んでいて面白い
その可能性のひとつを後述したいと思う。

 

【後天的に強くなる方法(呪い)】

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々

肉体が成長する人間とは違い、呪霊は「潜在能力を100%引き出すこと」はできても、「120%にすること」は困難である。要は、呪霊はレベル99のピチューになることはできても、ピチューからピカチュウになることは出来ない。
しかし、そんな呪いも成長する方法が3つある。

 

「呪胎」

「恐れられる」

「呪物を取り込む」


「呪胎」とは呪霊の進化。
あえて不完全に生まれる工程を挟み強くなる。

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々

しかしこれを生前から人間だと明記されている宿儺と結びつけることは真人の無為転変のような術式でもない限り難しい。

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々


だが「恐れられる」事なら可能。

「恐怖」によって呪霊が強くなるのは、「負の感情を向ける人間が多いほど、そこを根源とする呪霊は強くなる」という呪霊の発生メカニズムに起因していると考えられる。

 

じゃあ、恐怖する対象が
「人」ならばどうか?

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々

「人」という大きな括りでは真人のような呪霊が生まれて終わりだろう。しかし、宿儺と呼ばれる彼「個人」を恐怖すればどうか。

 

そして情報網が無いに等しい平安時代
渋谷を更地にしたり、腕を一瞬で治せる程圧倒的な力を持つ存在を見て、人はそれを「人間」と捉えることが出来るだろうか?

神や悪魔に妖怪。
或いは「鬼」
そう考えるのが自然だ。

今とは違い、話は伝聞。
まるで伝言ゲームのように情報は変化。
噂は、妄想、誇張により尾ひれが付く。
それを聞いた人間が更に恐怖する。

 

もはや元の「化け物のようなただの人間」を指しているかどうかも怪しい恐怖の対象。
そこに集まる負の感情

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々


もとい「呪力」は、大地への負の感情を、「漏瑚」という形で具現化したように、尾ひれが着いた「噂としての宿儺」を具現化するのだろうか?
あるいは、化け物のようなただの人間に注がれるのだろうか?

 

【到達点】

呪術廻戦14巻/芥見下々

仮に、漏瑚に「焼き尽くすべきだった」と助言したように、宿儺が暴れることで多くの人間から恐れられて更に強くなったのだとすれば、考えられるのは2つ。


1. 噂が具現化した宿儺を取り込んだ。
2. ただの人間に負の感情が注がれ強くなった。

 

両方可能性はある。
まず1。

 

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々

 

ファンブックの話からすると器が呪いを取り込み、完全に押さえ込んだ場合、呪いは呪力へと還元される。噂としての宿儺をその元になった人間が取り込めば、かなりの強化が見込めるだろう。

 

次に2。

呪霊が後天的に恐れられ、強くなるように、宿儺と呼ばれるあの男は、その強さから恐れられ、それに対する皆の負の感情がさらに彼を強くした。

呪術廻戦公式ファンブック/芥見下々

「鬼と見紛う程の化け物じみた人間」

「それに対する恐怖から生まれた呪い」

彼が「両面」宿儺と呼ばれる所以は
そこにあるのかもしれない。

 

呪術廻戦14巻/芥見下々

「両面宿儺」と呼ばれるただの男は、
理想を掴み取る”飢え”
世界の恐怖、憎悪、嫌悪を一身に受け
「鬼」に到達した、
呪いより呪いらしい
まさに「呪いの王」だったのだろう。

 

【関連記事】

⇓宿儺の術式

amedot.hatenablog.com

 

⇓宿儺は2種類居る

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