宿儺は空中を蹴って動くような
描写がいくつかある。
なぜ空中を蹴れるのか。
その”強み”がどこに活きるのか。
宿儺の使う「閉じない領域」。
宿儺の使う「閉じない領域」。
これらについて考察します。
ネタバレ範囲は221話までです。
【目次】
【禪院真希】
結論から言うと、
宿儺は呪霊、人間、呪物、物質。
あらゆる魂を見通す眼を持つ。
なぜか。
それはパーフェクト天与呪縛。
『禪院真希』
彼女を見れば全て分かる。
【パーフェクト天与呪縛】

パーフェクトフィジカル天与呪縛
「禪院真希」は無機物の魂を見る程の眼で、
空の面を認識し、これを叩き、
空中を移動することができる。

宿儺の移動もこれに酷似している。

呪術師でも天与呪縛者でもないただの剣豪の大道でも魂の知覚ができているのだから、宿儺ができてもおかしくはない。

事実宿儺はどの体でも空中移動可能。

そして御厨を封印していたあのときの宿儺ができるのだから、あの空中歩行に術式は関係ないはず。
じゃあ気になるのは
「魂知覚の他の使い道」
「なぜ魂知覚できるのか」
【魂知覚の使い道】

釈魂刀とそのレプリカは、
『 硬度を無視して魂を切り裂ける 』
これを魂が見える者が扱うと
『 万物を切り裂く 』
『 万物を切り裂く 』

真人の「無為転変」は、
『 魂の形を変えることで肉体変化 』が可能。
真人は魂の構造を理解し、これを十全に扱う。

虎杖は、自身の肉体に他の魂を有するため、
『 魂の輪郭知覚 』が可能。
これによって自分の魂を護ることが可能。
このように、真希が無機物の魂を知覚することで、空中を移動できるほかに、「魂の知覚」には幅広い可能性がある。
無限大の可能性をもつ「魂知覚」。
宿儺はどんな形で活かすのか。
考察していく
【魂知覚×術式】
「魂知覚できる真希×釈魂刀」
「魂知覚できる真人×無為転変」
これらのように術式×魂知覚の可能性。
宿儺が現状扱える術式は
「御厨子」
「炎の術式」
「十種影法術」
≪御厨子×魂知覚≫
御厨子は現状、切断する能力。

だが何か具現化し、切るわけではない。
見えない何かを飛ばし切断している。
「見えない何か」であれば、
「(普通は)見えない魂」も切れるかもしれない。
そして、反転術式治療は古傷は治せないという点から、以前私は「反転術式治療は魂を復元する力」であるという考察をした。
じゃあ反転術式治療で、
釈魂刀の傷は治るんだろうか?

魂の形を変化させる無為転変に、
反転術式治療が効かないように。
釈魂刀の傷も治らないのではないだろうか。
そして釈魂刀と御厨子に同種の力があるなら、
御厨子の傷も治らないのではないだろうか。
ならば、呪霊、人間、物質。
全てに魂があるのなら、
不可逆、復元不可能なほど切断できる。
≪十種影法術×魂知覚≫
つまり「意思(心)」があるはず。
と考えれば『魂』がある可能性は高い。
そう考えると「十種影法術」は、
「魂を創る術式」とも言える。
なら当然、魂理解度の高い奴の方が、
召喚精度は高いだろう。
≪格納する術式×魂知覚≫
ここまで御厨子は「切断術式」として話を進めていたが、冷静に考えて、能力多種多様な呪術廻戦のラスボス候補で、千年間最強の呪術師の能力が「切断」。
そんなことあるのだろうか?
本質は別で、応用としての「切断」
これの方が自然に納得できる。
そして以前考察したが、宿儺の術式は
「格納する術式」の可能性がある。
そして「格納」が御厨子の本質なら、
どこまでがその範囲なんだろうか。
例えば夏油の呪霊操術なら「呪霊」
恵の十種影法術なら「影に入るモノ」
仮に、御厨子は魂まで「格納」の範疇で、
魂知覚可能な宿儺が使えば格納可能なら、
魂を格納できるのかもしれない。
≪攻防×魂知覚≫
宿儺は真希のように空中移動している。
おそらくは宿儺の大量の呪力による肉体強化が、真希のフィジカル天与のような膂力を引き出し、似たようなことを可能にしたのだろう。
しかし真希には呪力がない。
つまり真希ができないことも、
宿儺には可能かもしれない。
宿儺には可能かもしれない。
例えば、虎杖が自分の魂を守れるように、宿儺も自分の魂を守ることができ、釈魂刀や無為転変のような「魂への直接的な作用」への耐性を持つことができるかもしれない。
あるいは、さらに先。
圧倒的呪力量と魂の知覚。
これらにより異次元の反転術式治療や、
異次元の攻防力を得られるかもしれない
≪領域展開×魂知覚≫
真希のように非生物の魂を知覚すれば、
空の”面”を知覚する。
つまり
青空の下。陽光妨げぬ、開けた荒野。
そんな中でも彼女は面。いわば「壁」。
これを知覚する。
空中にいくつも存在する壁。
これを領域の結界に代替すればどうか。

恵が体育館で代替し領域展開したように、
空の面で代替し展開できないだろうか?
いくつも存在する空の”面”
それらを「区切られた空間」、
つまり「結界」のようなものと考え、
結界を張らずに領域展開する。

それこそが神業、「閉じない領域」
なのかもしれない。
【なぜ魂を知覚できるのか】
非術師の大道ですら魂の知覚(呪霊以外)ができるのだから、『魂知覚』習得に必須の要素は無いはずだ。
だが「習得の近道」はあるかもしれない。
≪術式≫
まずは真人。
彼は「魂の構造」を理解し、
無為転変を十全に扱う。
しかし
『無為転変を扱える』から
魂の構造を理解している。
のか、
『魂の構造を理解できる』呪霊が
たまたま無為転変を持っている。
のかは分からない。

しかし、術式が術者の認識に影響するパターンは存在する。
例えば重面の「奇跡蓄積術式」。
高羽の「超人」。
彼らは自身の能力を自覚しない。

というより「自覚できない」。
身の回りで起こる謎の超常現象、
それを全く知らないとする方が不自然。

事実、重面の術式は記憶を消すし、
重面の反応を見るに術式を理解していない
術式や縛りで
「自分の術式を認識不可能」”なこともある”
そう考える方が自然だ。
「自分の術式を認識不可能」”なこともある”
そう考える方が自然だ。
つまり
術式が術者の認識を変えるかもしれない。
仮に御厨子が「魂」に深く関係するなら、
術式が「魂を知覚」させる可能性はある。
≪道の極致≫
次に大道。
彼は剣豪。道を究めし者。
どんなことも究極まで行けば、
魂知覚も可能になるのかもしれない。
そう考えると千年間最強の宿儺が魂を知覚できるのも理解できる。
≪他者魂との同居≫
次に虎杖。
彼は自分の中に他の魂があったから
他者の魂を知覚した。
そして真希。
真希と真依は一卵性の双子。

縛りを共有し、心の中で真依と話した。

まるで虎杖と宿儺のように。
となれば真希真依が互いに魂を感知していても不思議ではない。
つまり虎杖と真希からすると「他者の魂との同居」が魂の知覚への近道と考えられる。
宿儺は虎杖の中に居たし、「両面」宿儺。
「他者魂と同居」を満たす可能性は高い。