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呪術廻戦の考察を主に書きます

【呪術廻戦】「存在しない記憶」は交換?

 この記事は存在しない記憶が術式によるものであると仮定し、そしてその術式の正体についてを発動条件から考察した記事になっています。

 

ネタバレ範囲は1~12巻となります。

 

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↓過去の存在しない記憶についての憶測(根拠は弱いです)

amedot.hatenablog.com

 

 

※本記事では存在しない記憶術式が使用されたのは

・もしも

・vs東堂

・vs脹相

のときと仮定し進めます。

 

~目次~

 【発動タイミング】

それぞれの発動したとされるタイミングについておさらいします。

まず前提として「存在しない記憶術式」が条件によって発動するとしたとき、条件を満たした後に、時間差で発動するとは少し考えにくいです。なので、存在しない記憶術式の発動条件は発動の直前の行動が関係してくると思われます。

(段々と満たされる条件なら別になってきますが今回はその可能性を排除して考えます)

 

≪もしも≫

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呪術廻戦4巻/芥見下々

左では君付けなのに対し右では呼び捨て。

これが死に面した故の行動でないならば

存在しない記憶術式はこの間に発動されたはず

 

この間に起きたことは

・虎杖の出血

・虎杖が殴られた

であると思われます。

 

≪VS東堂≫

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呪術廻戦5巻/芥見下々

これは≪もしも≫と違い

発動する瞬間が描写されています。

つまり、この時発動条件を満たしたのは

虎杖の返答によると考えられるでしょう。

 

≪VS脹相≫

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呪術廻戦12巻/芥見下々

この直前にのみ起こったこと

それは虎杖の血に触れたことであると思われます

(実は虎杖に致命傷を与えるまで明確に虎杖の血を触れたと捉えられる描写はない)

 

 

これらの情報をまとめ、虎杖の血が付くことが発動条件であると予想している人も多いと思われます。ですが前述した通り、条件によって発動し、そこに虎杖の意思が介在しないのであれば条件を満たしてすぐに発動するはずです。

ですがVS東堂では血が東堂についた後ではなく、虎杖が質問に答えた後発動しています。

 

よってこれらの情報から私は「存在しない記憶術式」の発動条件

『交換すること』であると考えました。

 

【根拠】

存在しない記憶術式が交換することによって発動し

交換した物の重大さに依存し強く働くものだと仮定します。

 

そうした場合≪もしも≫のときは

毒(呪力)と虎杖の血の交換

 

≪VS東堂≫のときは

意見と血の交換

 

≪VS脹相≫のときは

血と血の交換をしたと考えられます。

 

そして、順平はあの時力を欲していたと思われます。

毒(呪力)が重要であることは明らかです。

東堂はあの質問によって行動を決めたりしています。

重要だと思われます。

脹相にとって血が重要であるのは明らかでしょう。

これならば条件を満たした直後に発動している説明になります。

 

また、宿儺に対しても

指と虎杖の肉体の交換をしており、術式が発動していると仮定するならば、宿儺が肉体の主導権を奪えない説明にもなるのではないでしょうか。

 

そうした場合、存在しない記憶術式の能力は

「交換」なのではないでしょうか。

 

虎杖の記憶にあるドラマや映画の記憶の登場人物を「交換」し、彼らの脳内にあった記憶と「交換」した

そして肉体の主導権を「交換」することによって

宿儺から肉体を奪い返しているのではないでしょうか。

 

東堂の能力は位置の「入れ替え」

つまり「交換」

正しく「ブラザー」だったんですかね?

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