ネタバレ範囲は1~13巻です。
重大なネタバレを含みます。
※虎杖悠仁の能力5つと1つの術式
その由来について考察した記事です。
【虎杖の力】
虎杖の力として現在考えられるのは5つ。
- 超身体能力
- 無毒化
- 意識の保持
- 魂を感じ取る
- 記憶植え付け
まずはこれらの詳細について記述する。
【超身体能力】
虎杖と言えばこの1話から明らかとなっている人並外れた身体能力。
≪超パワー≫
砲丸投げの砲丸は重さが7.260kgだそうだ。それを彼は野球ボール(600g弱)のように投げることができる。しかもかなり水平ぎみに。
とてつもないパワーだ。
≪超速度≫
50mを3秒(噂)で走ると言われていたが、あの地上最速と名高いチーターですら100m約6秒かかっていることを考えるとその化け物じみた速度が実感できる。
【無毒化】
虎杖は特級呪物という猛毒や普通の毒に対しての耐性がある。
【意識の保持】
虎杖は毒への耐性だけではなく、寝ているときや気を失っている間ですら宿儺から意識を保持する力を持っている。
【魂を感じ取る】
虎杖は壁の向こうにいる声すら発していない相手をある程度補足したり
久しぶりに会ってガラッと変わってしまった人物を間違えなかった。流石に異常だ。能力と言っても差し支えないだろう。
ちなみに小説版(逝く夏と還る秋)には魂を感じ取ることが可能なおじいちゃんが登場しており、彼は目が見えず、呪いを扱えないのに呪霊を認識することができていた。
虎杖の本領と称される『誠心』。
これは嘘偽りがないという意味だ。
よく使われる『誠心誠意』とは嘘も私欲もない態度や心のことを指す。
小説版のおじいちゃんは魂を感じ取ることが可能になった末、全てを失ったにも関わらず恨み事などを吐かなくなったそうだ。正しく『誠心誠意』と呼べるのではないだろうか。
虎杖も魂を感じ取ることが可能だとすれば、壁の向こうから呪霊の認識ができたことも、ほぼ別人となった元クラスメイトを認識したことも説明がつく。
【記憶植え付け】
通称『存在しない記憶術式』。意識がない状態でも使用できていることから、条件を満たすとオートで発動される能力であると推測される。
【関連性】
- 超身体能力
- 無毒化
- 意識の保持
- 魂を感じ取る
- 記憶植え付け
これらの力。
1と2に関連性を感じないだろうか。
禪院甚爾は完璧なまでの天与呪縛によって肉体の強化と呪いへの耐性を両立している。虎杖がそうであっても不思議はない。
また、3と4もなんとなく関連しているように感じる。
【憶測】
そして虎杖の力3と5は明らかに虎杖の意思や意識に関係なく発動している。これが虎杖の力であるとは少し考えにくい。”誰か”に授けられた力ではないのだろうか?
与えられた力5を天与呪縛のようなもので縛り、その結果で1と2を得、今は宿儺の指を食べたことによって得た呪力で5も使用しているのではないだろうか?
↓虎杖悠仁は「特異体質」ではないだろうか