根拠は3つある
その剛力以外ほぼ全てが謎の男 虎杖悠仁
その謎に迫る。
※自分の仮定が正しいことを前提に話を進める記事であり、あくまで一つ可能性に過ぎない推論です。
単行本派には重大なネタバレ要素アリ
(画像は現在単行本になったところのみ)
⇓虎杖の正体考察、最新版
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【家族関係】
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【存在しないはずの術式】
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【虎杖悠仁は呪物である】
【家族関係】
虎杖の親族はおじいちゃんしか作中に出てきていないが、一つだけ推測できることがある。
虎杖の家系には特別な術師がいないであろう ということだ。
なぜこのようなことがわかるか、それは五条の虎杖には呪術が使えないという発言による。
以前書いた記事の通り、五条が見えているのは呪いの色であるとすると、五条には術式は見えていない。なのに術式がない、と断定できるのは3パターンの可能性が考えられる。
①適当を言った、もしくは嘘
②術式が分かる人に見てもらっていた
③乙骨にしたように家系を調べた
①はあり得るが、五条が指導という立場でそういうことを言うのは不自然な気がする。
②の場合、今まで影も形もない新要素を前提とすることになり、きりがないので除外して考える。
よって③の、家系を調べたが術師がいなかった、なのでほぼ遺伝である術式は虎杖には扱えないと判断したと考えられる。
では何故虎杖は特殊な力を使用することができたのだろうか…?
【存在しないはずの術式】
虎杖の能力の謎、それはどっち(虎杖or宿儺)の能力なのかということと、どんな能力であるかということであると思う。
まず、効果を記憶を植えることと仮定する。
本誌派の人はもう見ているとは思うが、虎杖が能力を使用したと思われるところは二か所ある。
1つがVS東堂戦、もう1つがVS脹相戦である。
では、その2つの共通点について列挙する。
①存在しない記憶という共通のワード
②虎杖が気絶している
③虎杖の体液(血)が対象者に触れている
④受けた側は半ば放心状態となり、よだれをたらしている
次にそれぞれのシーンから推測できることを列挙する。
ⓐ宿儺が知らない、もしくは認識していない使い方
ⓑ植え付けられた記憶は動揺を誘うほどの長い時間
この中で私が目を付けたのはⓐである。
術師としてまだまだな虎杖が無意識下でありながら、術式の解釈範囲という一点で、呪いの王のそれをぶち抜いた。
家系にない術式を保持していた。
どちらにしても唐突であり不自然に感じてしまう。
なので私はこれを敢えて唐突な論で説明したいと思う。
『虎杖悠仁は呪物である。』
【虎杖悠仁は呪物である】
根拠は3つある。
1つ目。なぜ虎杖が宿儺の器足り得るのか。
才能と片付ければ簡単ではあるが、特別な家系であることが考えにくい以上、私はこれを否定し、呪物であるから、と言う。
まず、なぜ人間にとって呪いが毒であるのだろうか。
呪いは作中でいうところのマイナスな存在であり、人間(肉体)はプラスの存在であるからだと推測する。
ではマイナスの存在であるならば、意識を保てるかどうかは別として毒(呪い)にある程度耐性があるのは至極当然と言えると思う。
2つ目。術式の使用。
虎杖は意識のない状況で術式を使用している。
これが宿儺のものであるとするならば、無意識で呪いの王の思考を超えたことになり、不自然であるが、虎杖のものと仮定するならば説明できる。
五条のように術式の対象を設定していなくても、条件を満たせば術式が発動する。そんなものが作中に一つだけ存在する。
それは「呪具」だ。
虎杖の一部または全体を呪具であるとし、術式の発動条件を気絶時とするならば、術式が発動した理由も説明できる。
※追記
「特異体質」も同様に意識が無くとも発動されます。
3つ目。その剛力。
虎杖は術式効果をうけた真希よりも単純な速度は上という不自然と言えるまでの瞬発力を持っている。
※ここからは大いに妄想と推測が入ることになるので正直根拠というにはお粗末な予想です。
虎杖は幼少期体が弱かったと仮定してみよう。
そして呪いを使い医者のような人体実験をする人(加茂や九十九等)に会い、呪物を植え呪力を発さないことを条件とした肉体の能力の底上げ
つまり後天的な天与呪縛のフィジカルギフテッドをもらっていたが、宿儺を食すことにより呪力のパワーソースができてしまったとすれば
(植えられた呪物Aの)呪力がないことにより異様な力と呪物Aの記憶捏造の術式をもち
宿儺の呪力により、その術式を行使することができることになり
もとは呪力がなかったが術式を持っていて、膂力が異常に高く、宿儺の毒に耐えて器になれたという奇妙な状況も理由を説明できるのではないだろうか。
これから先の彼の情報開示が楽しみである。
[追記]
順次考察を深めていきます↓