amedotのブログ

呪術廻戦の考察を主に書きます

【呪術廻戦】呪胎戴天と虎杖香織(仮)呪骸説

※3/22日(月)143話のネタバレを含みます。

 推測、妄想多めです

f:id:amedot:20210322192720j:plain



【目次】

 

【虎杖香織(仮)】

(143話に登場した黒髪の女性は香織であり、虎杖の母であると仮定する。

もちろん他の可能性(あの女性が虎杖母ではない可能性や香織では無い可能性)も考えられるが今回は考えないこととする

今回の説において重要なのは子供を産んだ人間があの継ぎはぎの黒髪の女性かどうかであって、あの黒髪の女性が「香織」なのか「別の後妻」なのかは深く関係せず、状況から見るにあの子供を産んだのはあの黒髪の女性なので、あの黒髪の女性をここでは便宜上「虎杖香織(仮)」としています。)

 

143話、虎杖の母と思わしき人物が登場した

彼女はおでこに傷跡を残しつつも夏油の様に糸のようなものは見受けられない。つまり傷そのものは治されているのだ。

だがおかしい。

公式ファンブック75Pにて偽夏油が額の傷を治さないのは「縛り」であることが判明している。

ならば香織には傷跡があっても傷そのものは存在しないのはなぜだろうか。

考えられる可能性は2つ。

・偽夏油の「縛り」とは寄生先の術式操作や肉体操作の精度を向上する物であって、それらが低くても良いのならば傷を残す必要はない

・香織の中に偽夏油は存在しない

 

【呪胎戴天】

・偽夏油の「縛り」とは寄生先の術式操作や肉体操作の精度を向上する物であって、それらが低くても良いのならば傷を残す必要はない

 

まずは前者の可能性について考える

 

香織に偽夏油が入り込み、仁との子を成したと考えられる。

ではなぜそうしたのだろうか。

虎杖には術式が存在しない。

術式を継がせるためであれば失敗作である。

それに虎杖曰く1巻より以前では呪いの視認が殆どできていない。

仮に甚爾と真希のちょうど中間のような天与呪縛のフィジカルギフテッドで、だから呪いを視認できていなかったならばわかるがその割には毒への耐性が高すぎることが気になる。

 

人間でありながら

呪力を有しながら

身体機能もかなり高い

そんな甚爾の上位互換になり得る存在を作りたかったのだとすればどうだろうか

九相図は呪いの子を孕む女と呪術師の子供

つまり受肉体に近いと考えられる

故に厳密には人間ではなく呪いであり、ファンブック102Pでは呪霊では宿儺の器になり得ないと言及されている。これでは駄目だったのではないだろうか。

だが虎杖香織を使えばそんな人間を作ることが可能だったのではないだろうか。

虎杖一家が呪術を使えない非術師の家庭であるとすれば仁や香織にも術式が存在しないこととなる。

そして偽夏油の術式による乗っ取りは肉体の情報が完全に寄生元と同一であると五条に言及されている。

では血液はどうなるのだろうか。

肉体が腐敗しないためには血液の循環が最低限必要なはず。反転術式による治療で補っている可能性もあるが五条の様に無限に近い呪力があるわけでもなく考えにくい。

ならば血液は循環しているはずである。

問題はその血液は誰の血液かということ

脳にも血液は循環することを考えれば偽夏油のものとするのが妥当だろう。そして脹相は偽夏油に加茂を見ている。ならばその血が加茂の血であってもおかしくはない。

そして術式は肉体に宿ると言及されている

つまり五条の言う通り肉体情報が寄生元と同一であれば血液はそこに付随しないと考えられる。

 

ならば香織と仁が悠仁を産んだとすれば

術式は遺伝しないが血液は特殊となる。

人間でありながら

呪力を有しながら

身体機能もかなり高い

そんな人物が作れても不自然ではないだろう。

 

もしかすると九相図の母が耐えきれなかったことから学習して、逆に完全に耐えうるのならば(偽夏油は反転治癒が使用可能)良いと考えて今度は産む側を選んだのかもしれない。

 

【虎杖香織(仮)呪骸説】

・香織の中に偽夏油は存在しない

 

次は後者について考える

143話の香織に偽夏油が存在せず、香織が一度死んでいたのだとすれば偽夏油以外に死体を人間の様に動かす力が必要となる。

現在それが可能な力は傀儡操術しかないだろう

だが傷はなくとも傷跡があることから少なくとも一度は香織に寄生したのだと考えられる。

抜け殻を夜蛾が利用したというわけだ。

傀儡操術で抜け殻に残った加茂の血を利用し、子を産ませたというわけだ。

そう仮定したとき、悠仁に器としての才能があったことが説明できるのではないだろうか。

毒物の耐性、優れた身体機能は加茂の血

意識を保つ力は傀儡操術で子を成したときのバグだとすればどうだろうか。

つまりパンダのようなものだ。

彼の中には3つの核が存在する。

これが呪骸同士の子供だからと仮定する。

親の核2つと子供の核1つが存在するということだ(作中兄弟と称されているがこれは夜蛾の話によるものであり、また、実際に兄弟であったとしても1つの体に3つの核を入れ込んだというところがミソなので本質には関係ない。今回はその方法を呪骸の胎児だからとして説明しているに過ぎないので)

このように虎杖には核1つ分、人格1つ分の猶予が存在し、パンダの様に自己意思での核チェンジが可能だとすれば悠仁に器としての能力がある理由になるのではないだろうか。

 

 

つまり

・虎杖は加茂の血で呪いを宿し生まれた人間

・虎杖は呪骸と加茂の血によって生まれた人間

そのどちらかなのではないだろうか

 

 

↓虎杖悠仁は九相図である「子宮」を利用して作られたのではないか

amedot.hatenablog.com